Asian Perspective誌の福島特集号に「日本の脱原発への希望と難局」と題して寄稿しました

 『Asian Perspective』誌の最新号(2013年10~12月号)が「福島」特集となっています。東北福祉大学の生田目学文氏をゲスト編集者として、Richard Tanter, Jeff Kingston, Tilman Ruff, Timothy Mousseau氏らが寄稿。
 私も「日本の脱原発への希望と難局」と題して寄稿しまして、①福島の被害の概要、②高まる脱原発世論、③旧来の社会運動の枠を超えた脱原発運動の特徴、④日本における原発と核兵器の関係、⑤福島の被害者の抱える矛盾と対立、⑥復興スローガンの中で取り残される被災者の問題、⑦エネルギーシフトの可能性(地域における可能性と中央政府の後戻り)、⑧政治の展望(地域・首長レベルの可能性と中央の自民党支配)、等について約20ページにわたって概括しました(Meri Joyce翻訳)。
 今年6月に書いたものなので多少内容が古いですが(被災者支援法に関わる点など)、日本の状況についてだいたいのことはカバーしたつもりです。
 (Abstract以外は)有料になってしまうのですが、以下のウェブサイトから購入してダウンロードできますので、ご参照またご利用下さい。コメント等も歓迎します。
 『Asian Perspective』誌は、韓国・慶南大学校極東問題研究所、米国・ポートランド州立大学行政大学院との提携のもとでLynne Rienner Publishers社が発行している学術誌です。
http://www.asianperspective.org/

画像


http://journals.rienner.com/toc/aspr/37/4
Special Issue: After Fukushima: The Right to Know
Norifumi Namatame, guest editor

After Fukushima: An Introduction
Norifumi Namatame

After Fukushima: A Survey of Corruption in the Global Nuclear Power Industry
Richard Tanter

Nuclear Power Politics in Japan, 2011?2013
Jeff Kingston

A Public Health Perspective on the Fukushima Nuclear Disaster
Tilman A. Ruff

Investigating the Effects of Low-Dose Radiation from Chernobyl to Fukushima: History Repeats Itself
Anders Pape Moller and Timothy A. Mousseau

“Life-World”: Beyond Fukushima and Minamata
Shoko Yoneyama

Hopes and Traps on the Path to a Nuclear-Free Japan: The Fukushima Disaster and Civil Society
Kawasaki Akira

Stories from Experience: Using the Phenomenological Psychological Method to Understand the Needs of Victims of the Fukushima Nuclear Accident
Michael Edwards

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