岩波ブックレット『核兵器を禁止する』が出版されます(8月6日)

画像


 来る8月6日に拙著『核兵器を禁止する』が岩波ブックレットとして刊行される運びになりましたのでご案内させていただきます。
 このブックレットは「核兵器禁止条約」に焦点をあてた入門書です。今日の世界の核問題の概要から、核兵器禁止条約構想の歴史、近年の核兵器の「非人道性」をめぐる動き、核兵器禁止条約の想定される内容、日本の政策の問題点、世界の市民運動とNGOについて、60ページ強のなかで分かりやすく概説しています。
 個人の著作物ではありますが、核兵器廃絶に向けたこれまでの幅広い運動の中で作られたものです。そしてこのブックレットは、これから12月の核の非人道性に関するウィーン会議、また来年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議などに向けて、世論を喚起し公論を活発化させるためのツールとして、運動に活用していくために出版されるものです。核兵器禁止条約への国際世論はかつてない高まりを見せており、この運動の好機に役立てることができると思います。

 本体価格520円+税で、気軽に入手できるものになっています。
 この本の収益は、以下の取り組みに振り向けられる予定です。
 ○核兵器廃絶日本NGO連絡会
 ○核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の日本における展開
 ○ピースボート「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」プロジェクト

 ブックレットの内容は以下の通りです。
 アマゾンではこちらから。
 また、注文書付のチラシがこちらからダウンロードできます
 グループ、団体等でまとまった部数の購入を検討できる方は、どうぞ私宛に個別にご連絡ください。


=========================================
8月6日発売
岩波ブックレット
『核兵器を禁止する』
川崎哲

A5版 本体価格520円
岩波書店

目次:
はじめに 被爆70年を前にして
1 世界に広がる核の脅威
2 国際法で兵器を禁止する
3 核兵器禁止条約への流れ
4 核兵器禁止条約はどのようなものになるか
5 日本という抵抗勢力
6 世界を動かす市民運動
7 懐疑論に答える

著者からのメッセージ

 毎年8月になると,広島・長崎に関する話題がテレビで流れ,核兵器廃絶の願いが語られます.しかしなかなか実感がわかないという人も多いでしょう.
 今日の世界に計1万6000発以上の核兵器が存在することを知っていますか.その多くは,数分以内に発射できるような態勢に置かれています.
 「核兵器はあっても使われることはない」というのは神話です.福島の原発事故が起きるまで,私たちが安全神話に囚われていたのと同様です.
 もう一つの神話があります.それは「核兵器はなくならないし,なくせない」というものです.近年,核兵器禁止条約を作ろうという機運がかつてない高まりをみせています.スイス政府や赤十字が主導して,対人地雷やクラスター爆弾と同じように国際人道法によって核兵器を禁止しようというものです.日本ではなかなか見えてこないこの動きについて,国際NGOの活動現場の息吹を伝えながら,解説します.

著者プロフィール

川崎 哲(かわさき・あきら)
NGOピースボート共同代表.1968年東京生まれ.東京大学卒業後,ピースデポ事務局長などを経て2003年より現職.2009~10年「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」でNGOアドバイザーを務めた.核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員.著書に『核拡散――軍縮の風は起こせるか』(岩波新書)など.

http://www.iwanami.co.jp/hensyu/booklet/

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 14

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた
面白い 面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
かわいい かわいい

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック