川崎哲のブログ(2006.7〜2018.3)

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zoom RSS 東北アジア非核化のための日韓協力を−東亜日報にインタビューが掲載されました

<<   作成日時 : 2017/09/05 23:18   >>

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 8月15日付の韓国『東亜日報』に、「北朝鮮の核問題、日韓が手を携え、話し合いを通じて解けて行こう」と題して私のインタビュー記事が掲載されました。この8月に広島に取材に来ていた東亜日報の記者から、8月6日にインタビューを受け、それをもとに記事にまとめられたものです。
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 記事の原文はこちらのリンクからみることができます。
 同僚が仮訳を作ってくれましたので参考までに紹介しますが、正確でないところなどはご容赦を。

【日本語訳_川崎哲インタビュー記事】(韓国・東亜日報、2017年8月15日)
「北朝鮮の核問題、日韓が手を携え、話し合いを通じて解けて行こう」
日本「ピースボート」川崎哲共同代表、『南北日が新しい核兵器禁止条約に加入したら、東北アジアが非核地帯として実質的な進展が』


 「韓国と日本が武装解除すれば、北朝鮮の武装解除も可能だろうと思います。」
朝鮮半島8月に危機説が流れている、この時「武装解除論」は突拍子もない話のように聞こえた。平和運動家の理想論かと思った。しかし、川崎哲氏(49・写真)は、断固とした。旅客船に乗客を乗せて100日間の世界の旅をし、平和教育をする日本の有名な非政府組織(NGO)「ピースボート」の共同代表であり、20年以上反核・平和運動をしてきた川崎氏を6日広島で、北朝鮮の核問題に対する意見を聞いた。

 彼の提案は、北朝鮮の核問題を解決するために「東北アジア非核地帯を作ろう」ということだ。今こそ、韓国と日本の「集団的アプローチ」が必要だと強調した。それと共に彼は7月に国連で可決された「核兵器禁止条約」の話を取り出した。この条約は、核兵器不拡散条約(NPT)を置き換えること、新しい協約に核兵器開発・保有・使用の脅威を全面禁止している。しかし、米国、英国、など核保有国だけでなく、韓国と日本も条約に反対した。

 彼は、「韓国と北朝鮮、日本が核兵器禁止条約に一緒に加入するなら、北朝鮮の核問題の交渉の余地が生じるだろう」と述べた。北朝鮮は、韓国と米国が韓国の領土に核兵器がないという事実を確認してくれることを核交渉の前提条件の一つとして掲げてきたと言った。さらに協約加入を通じて韓国や日本の領土に核兵器配置の可能性をなければ、北朝鮮の懸念も減るという判断した。彼は「北朝鮮を孤立させ、北朝鮮だけを核兵器の廃棄を余儀なくされるのは効果がない」と主張した。米国の対北朝鮮制裁も米国と北朝鮮の間で実質的貿易が行われていない状況からでは、大きな効果がないだろうという。

 最近、北朝鮮と米国の間で行われる言葉の戦争はどのように評価するか。川崎氏は「怖いが、両側とも最終的には交渉を考えているだろう」と述べた。そもそも核兵器が北朝鮮の政権維持のための政治的手段であるうえ、双方の軍事的衝突が呼び起こす残酷な結果をよく知っている
からだ。彼は最終的に、北朝鮮の核兵器の廃棄も可能だと予想した。彼は「北朝鮮の核兵器の廃棄は政治的意志の問題であるだけで技術的な問題ではない」と言い切った。

 ただし、彼は、北朝鮮が先月大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した後、米国が北朝鮮の長距離ミサイル技術廃棄だけに集中しているではないか憂慮した。彼は「長距離ミサイル技術が廃棄されても中距離・短距離ミサイル技術が残っている場合、韓国と日本は依然として危険な状態が続ける」と言いながら、米国をはじめとする国際社会が北朝鮮の核問題だけに集中すべきだと強調した。

 北朝鮮の核問題は、日韓が一緒に解決して行く課題である。しかし、協力が容易ではない。彼は、「日本人は、北朝鮮のミサイルに実質的な脅威を感じている」とし、北朝鮮の核問題が日韓共同の問題という点を強調した。これまで以上に両国間の協力が重要だが、「歴史対立」が解決される兆しは見えていない。

 彼は2015年に行われた日韓慰安婦合意について「「不可逆合意」という表現に問題があるうえ、慰安婦被害者が直接交渉プロセスに参加すべきだった」と遺憾の意を表わした。しかし、日韓慰安婦合意の再交渉については「政治的に賢く接近しなければならない」と慎重に語った。急な再交渉の提案は、むしろ日本国内の反発を買いやすいので、「急激な方向転換は、危険である」と述べた。

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