川崎哲のブログ(2006.7〜2018.3)

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zoom RSS 南京で「歴史認識と東アジアの平和」フォーラムに参加しました

<<   作成日時 : 2017/09/11 10:35   >>

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 9月9〜10日、中国・南京で開催された第16回「歴史認識と東アジアの平和」フォーラムに参加しました。日本と韓国から20〜30人ずつ、中国現地と合わせて100名を超える方々が参加していたように思います。私は第一セッション「変幻する世界秩序の中で東アジアの置かれた環境と展望」のなかで、「核問題をめぐる東アジアの緊張と平和への展望」と題する報告をしました。北朝鮮の核ミサイル開発とそれに対する米国ほか諸国の対応が地域安全保障上の大きな緊張を生んでいる中で、7月に成立した核兵器禁止条約の意義を考え、それを北東アジアの非核化と軍縮にどう生かすかということを論じました。報告原稿はこちらです。
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 2日目のフィールドワークでは、南京大虐殺記念館と、2015年に開館した日本軍「慰安婦」の記念館を訪ねました。南京大虐殺記念館は何年も前に訪ねたことがありましたが今回はリニューアル中で、とくに見られたのは、西欧諸国の証言者らによる検証と報道を中心とした展示でした
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 「慰安婦」記念館は初めて訪ねましたが、非常に大規模かつ包括的な展示に、考えさせられること大でした。とりわけ、日本軍が「慰安所」を設置していったのが、南京での残虐行為(南京「大虐殺」と一般に言われますが、英語で「Rape of Nanking」と言われるように、大規模な強姦など性犯罪が日本軍によって行われた)を踏まえて、そのような行為を「防ぐため」として軍により組織的に設置されていったということがさまざまな証言・資料に基づき展示されていたことが印象的です。南京大虐殺記念館を訪ねた後にここを訪ねたのが、理解を助けました。
 証言者の写真や資料も豊富で、当時の「慰安所」の中の様子の再現は生々しく、また、そのような「慰安所」が中国全土またアジア全域に広がっていたことが描かれていました。一度訪れるべき場所だと思います。
 結局、考えさせられるのは、今日においても軍隊の活動が活発化していけば、それに伴って女性に対する暴力が−無法な形であれ制度的な形であれ−広がっていくであろうし、それを「容認」「是認」する言論が形成されていくであろうということです。そのような動きにどう抗していくかということが今日考えるべき課題であり、過去の教訓から学ぶべきことであろうと思います。
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
核兵器保有国の中国には何も言えない平和主義者笑
メロン
2017/10/06 19:36

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南京で「歴史認識と東アジアの平和」フォーラムに参加しました 川崎哲のブログ(2006.7〜2018.3)/BIGLOBEウェブリブログ
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