川崎哲のブログ(2006.7〜2018.3)

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zoom RSS ICANのノーベル平和賞受賞にあたって

<<   作成日時 : 2017/10/07 12:02   >>

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 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞したことにあたり、多くの方々から祝福のメッセージをいただいています。お一人お一人に返事ができず申し訳ありません。あたたかいお言葉に心より感謝いたします。

 私は今アイスランドに向かう飛行機の中です。ピースボートの「おりづるプロジェクト」で、長崎の被爆者・木村徳子さんが船で世界各地を訪ね証言活動を行っているのですが、レイキャビクでその活動に合流するためです。ICANのノーベル平和賞受賞は、機内WiFiでネットにつないだときに知りました。

 ニューヨークでの飛行機のりつぎの際、多くのテレビや新聞に取材を受けました。その様子は日本で報じられていると思います。ICANのノーベル平和賞受賞にあたって、私が今思っていることは、ピースボートのウェブサイトに掲載しました。

 こちらのコメントをどうぞご覧ください。
http://peaceboat.org/20931.html
http://peaceboat.org/wordpress/wp-content/uploads/2017/10/20171006_kawasaki.pdf

 今回のノーベル平和賞受賞は、核兵器の禁止と廃絶のために勇気をもって声を上げ行動をしてきたすべての人たち、とりわけ、広島・長崎の被爆者、また、世界中の核実験の被害者らに対して向けられたものだと思います。被爆者の皆さまと共に今回の受賞を喜びたいと思います。

 生きているうちに核兵器のない世界を実現したいと願いながら、その夢が叶わぬうちにこの世を去った多くの被爆者のお顔を思い出します。改めて、心より哀悼の誠を捧げます。それでも、核兵器が国際法で全面禁止されるところまで来ました。さらに歩みを進めれば、核兵器廃絶は必ずや達成できます。

 ピースボートは「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」を通じて、核兵器の非人道性を世界中の人々に伝え、国際世論の土台をつくる活動を地道に続けてまいりました。これからも、さらに力を入れてまいります。被爆者が世界で語り、核兵器禁止条約への署名・批准を呼びかけていきます。

 まずは本日、アイスランドのレイキャビク市役所において、長崎の被爆者・木村徳子さんの証言会を実施します。その様子は、ピースボート「おりづるプロジェクト」のブログに掲載してまいりますので、どうぞご注目ください。
https://ameblo.jp/hibakushaglobal/

 ICANの活動や、核兵器禁止条約についてより詳しく知りたい方は、英語になってしまいますが、ICANのウェブサイトやFacebookページをご覧ください。
http://www.icanw.org/
https://www.facebook.com/icanw.org/

 日本語では、核兵器廃絶日本NGO連絡会のウェブサイトや
https://nuclearabolitionjpn.wordpress.com/
私の拙いブログもご参照ください。
http://kawasakiakira.at.webry.info/

 私自身は、10月8日から15日までピースボートに乗船する(レイキャビクからニューヨークまで、大西洋横断)ため、ネットでの情報発信などはなかなか頻繁にはできないかもしれません。10月16日にニューヨーク国連本部で、国連総会第一委員会のNGOイベントを実施し、17日に帰国します。

 日本は選挙一色かもしれません。しかしこの機会に、日本の核兵器政策とは?日本は核兵器禁止条約に署名・批准するのか?この条約にどう関わるのか?といった点について、各党の方針を聞いてみたいところです。核兵器の禁止と廃絶をめぐる日本国内の論議が深まることを期待します。

 いま国内外の団体・個人が幅広く連携して進めている「ヒバクシャ国際署名(http://hibakusha-appeal.net/)」は、今後ますます重要になってきます。

 このノーベル平和賞は、核兵器廃絶のために努力してきたすべての人たちのものです。私はここでとりわけ、身近な仲間に謝意を表したいと思います。少人数で激務をこなすICANのスタッフたち。そして、ピースボートで勇気をもって証言活動を展開してきた被爆者の皆さん、ユース特使の皆さん。

 そして、ICANの活動や、被爆者が世界を回る活動を支えてくださっている多くの皆さん。

 それから、これは本当に言葉にならないのですが、核兵器廃絶と平和の達成を信じて、きわめて厳しい条件の下で、日々汗を流しているピースボートの同僚、仲間たち。その一人ひとりの尽力があってこその今回のノーベル平和賞受賞だったと思います。日の目を見ない行動と努力の山の上に、この賞があります。

2017.10.6 ニューヨークからレイキャビクに向かう機中にて
川崎哲

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