川崎哲のブログ(2006.7〜2018.3)

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zoom RSS [2018.1] 核抑止論の嘘

<<   作成日時 : 2018/01/07 10:37   >>

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 被団協新聞の2018年1月号に寄せた連載コラム(非核水夫の海上通信)を紹介します。

核抑止論の嘘
 現に核が存在する以上、核を禁止することではなく核を抑止することこそが現実的だとの主張は根強い。
 だが相手の核には核で備える必要があるというなら、あらゆる国が核を持ち始めることを防げまい。実際、米国の1万発近い核は北朝鮮の核開発を抑止しなかった。米国の核は9・11テロも防げなかった。自爆攻撃は核を恐れないからだ。そもそも第二次世界大戦後世界中で頻発する戦争や紛争を、核兵器は抑止してこなかった。米国の抑止力が機能しているというなら私たちが北朝鮮を怖いと思うことはないはずだ。北朝鮮が核を撃つかもとか米朝が戦争を始めるかもと私たちが感じている時点で、米国の抑止力は機能していない。
 核抑止が破れて実際に核が使われたら何が起きるのか。現実派と称する抑止論者たちはこの問いにまともに答えていないし、責任もとらない。(川崎哲、ピースボート)

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初めまして、川崎様。初めてここに書き込みます。
川崎さんは、戦後直ぐの頃に、広島・長崎の原爆被害をフランスに伝えた女性科学者をご存知でしょうか?
その女性科学者、湯浅年子さんといいます。日本女性初の物理学博士号を取った人です。あの湯川秀樹さんと同時代の方ですが、東京女子師範学校などを経て、1940年にフランスに渡り、あのマリー・キュリーの娘婿のフレデリック・ジョリオ・キュリーに師事しフレデリックの元で日本女性初の物理学博士となるのです。戦争状況の悪化で1945年に帰国しました。その年に落とされた広島・長崎への原爆調査に、湯川秀樹さん・加藤周一さんらと一緒に赴くのです。
そうして、再び、1949年に渡仏します。その際、被爆の実態を証言するメモとか写真とかフィルムを持ち出しているのです。持ち出された物は、フランスの科学者達の目に止まるものとなりました。
その時の事は、
山崎美和恵著「物理学者 湯浅年子の肖像」(梧桐書院)
のP296に詳しく書いてあります、エレーヌ・ランジュバン・ジョリオ(マリー・キュリーの孫でイレーヌとフレデリックのジョリオ・キュリー夫妻の娘でエレーヌ自身も物理学者)の証言という形で。
フレデリック・ジョリオ・キュリーは、あのラッセル・アインシュタイン宣言の共同署名者ですよね、湯川秀樹さんも署名した。

こういう事は、原爆について語られる時に全然語られては来なかったと思うので、川崎様も是非知って戴きたいなあ、と思います。
モンマス公
2018/01/15 11:20

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