なぜICANは核保有国よりも非核保有国である日本に核兵器禁止条約への参加を強く求めているのかとの疑問が上がっています。このことについて、ツイッター上で述べたことをここにまとめます。皆さんに考えていただきたいと思います。まず、ICANはノーベル平和賞受賞講演で9つの核保有国を名指しして強く批判していることを指摘しておきます。その上で…
被団協新聞の2018年1月号に寄せた連載コラム(非核水夫の海上通信)を紹介します。
核抑止論の嘘
現に核が存在する以上、核を禁止することではなく核を抑止することこそが現実的だとの主張は根強い。
だが相手の核には核で備える必要があるというなら、あらゆる国が核を持ち始めることを防げまい。実際、米国の1万発近い核は北朝鮮の核開…
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞受賞をきっかけに核兵器禁止条約について知ったという方、また関心を持ち始めたという方も多いと思います。そんな方々のために、核兵器禁止条約の背景、内容、意義について、わかりやすく解説した読み物をいくつかご紹介します。個別の報道記事はたくさんあるのですが、ここでは、少しまとまった読み…
明けましておめでとうございます。昨年は、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のノーベル平和賞受賞にあたりたくさんの祝辞をいただきました。改めて御礼申し上げます。この機運をさらに高めて、核兵器の「禁止」から「廃絶」に向かう確かな流れを作る一年にしてまいりたいと思います。(上の写真は、先月オスロのノーベル平和賞授賞式の記念パレードに…