[2013.12] お金の流れを止める

 被団協新聞の連載コラム(非核水夫の海上通信)、12月号に以下の文章を寄せました。

お金の流れを止める
 10月、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)とオランダの平和団体は、核兵器製造企業への世界的な投資状況をまとめた報告書を発表した。280ページの報告書は、核兵器の製造や維持に関わる27の企業に対し298の金融機関が総計31.4兆円の投資をしていると指摘した。
 日本からは三菱UFJ、三井住友、みずほ、オリックス、千葉銀行の5社が、計7100億円投資していると認定された。公開情報を集計したものとされる。
 同報告の第一弾が昨年発表されたとき、新聞の取材にみずほ銀行は「核兵器製造を使途とした融資はしない」、大和証券は「核廃絶の視点をビジネスにどう組み込めるか検討する」としていた。
 ノルウェーでは、核兵器製造企業は年金基金の投資先から排除されている。核の非人道性の認識が高まることは、核兵器に流れるお金を止めることにつながる。(川崎哲、ピースボート)

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